ヴィパッサナー瞑想 国内合宿(週末短期瞑想合宿)

ヴィパッサナー瞑想 国内合宿

日本国内で週末3日程度(金曜日の夕方から日曜日夕方くらいまで)で、ヴィパッサナー瞑想合宿を行っています。実費のみで参加可能です。合宿は中・上級者向けになります。内容については以下の通りです。

ヴィパッサナー瞑想 国内合宿の内容

都会の喧騒を離れ、週末金曜日の夕方以降から日曜日の夕方くらいまで短期間の合宿を行います。普段の短い時間の瞑想会では体験しきれない長い時間の瞑想を行い、ひとりではなかなか乗り越えられない心の深いところにある汚れを、合宿によって一気に取り除きます。

そのため瞑想をしたことがない方や初心者の方のご参加はお断りしております。まずは単発の瞑想会に参加し、ある程度、実力を高めてから参加されることをお勧めしています。

もし興味がある方はまずは単発のヴィパッサナー瞑想会に参加し、講師から直接詳しい話を聞くことをお勧め致します。

目的は自らを乗り越える

このヴィパッサナー瞑想合宿の目的は「自らを乗り越える」ということです。「自らを乗り越える」とはどういうことでしょうか。それは普段のいつも通りの自分と真摯に向き合い、内側にある汚れ(五蓋)を見つめます。五蓋とは、欲・怒り・怠惰・混乱・疑いの五つのことです。五蓋は誰でも持っているものですが、五蓋があることで人間の意識は濁っていきます。それがひどくなるとうつ病などの心の病になってしまいます。

五蓋と真摯に向き合い、対応していくことで、五蓋を乗り越えていくことが可能です。そうしてあなたが心の奥底に隠してきた、もしくは見たくなくて蓋をしていたものと向き合い、乗り越えていきます。

それらをひとつでも乗り越えることができたなら、あなたの心は成長し、あなた自身もその成長を確信できることでしょう。

自らの汚れ(五蓋)と向き合う勇気

自らの汚れ(五蓋)と真摯に向き合うには勇気が必要です。誰もが自分自身の心の汚れを見たくありません。見たくなくて、心の奥底に隠してしまいます。ところが深いヴィパッサナー瞑想をすることによって、それらの汚れが心の表層に浮かび上がってきます。ちょうど水泡が水面に浮かび上がってくるようにです。

浮かび上がってくるということは汚れをなくすチャンスでもあるのです。ところが多くの人がせっかく上がってきた汚れを見たくなくて、また蓋をするように心の奥底に沈めてしまいます。そして何もなかったかのように振る舞い人生を送ります。

確かにそうやって汚れをやり過ごすことは可能です。しかし何度やり過ごしても汚れはたまるばかりです。そうして、いつも漠然とした不安や寂しさ、苦しさに悩まされることになります。そしてそのこと自体に気づいていない人もたくさんいます。

ここで勇気が必要になります。汚れと向き合って観てください。汚れと正面から向き合うのです。汚れはあなたを苦しめるでしょう。それに我慢するでもなく、無視するでもなく、智慧(五力)を持って対処したとき、初めて汚れを乗り越えることができるのです。

五力を高める

もしもあなたが自らの汚れ(五蓋)と真摯に向き合っていくなら、あなたはこのヴィパッサナー瞑想合宿で五力を高めることができます。五力とは、努力・集中・気づき・確信・智慧の五つの心の力のことです。この五力を使って、五蓋を乗り越えていくのです。

これらは一般でも使う言葉ですから、枕詞として「汚れを払うための」とつけるとわかりやすいです。すなわち汚れを払うための努力、汚れを払うための集中、汚れを払うための気づき、汚れを払えたという確信、汚れを払うための智慧です。どれも大切な力ですが、特に智慧の力は大切です。

智慧とは「真理を理解する」という意味です。真理とは「現実が何かを理解している」ことです。つまり智慧とは「現実が何かを理解する」という意味です。この智慧が高まれば、五蓋は力をなくし、消えていきます。

この五力を高めるにはヴィパッサナー瞑想の実践が不可欠です。瞑想合宿では普段行なっている実践瞑想会以上に瞑想に没頭していきます。そうすることで五力を高め、五蓋を乗り越えていくことができるのです。

沈黙を守る

ヴィパッサナー瞑想合宿中は基本的には沈黙を守っていただきます。沈黙を守るとは簡単に言えば、誰とも会話しないということです。この「誰とも」の中には自分自身も含みます。

そもそも会話というものは思考の産物です。思考の役割は五蓋の後押しとも言えます。もちろん純粋な善い考えというものもありますが、そんなに多くはありません。

また沈黙することで意識が外側に飛び出していくことを防ぐ役割もあります。この思考をできるだけさせない、意識を外側にできるだけ向かせないためにも沈黙を守ることが重要になります。

ただ合宿生活においてどうしても会話が必要なことはあります。その時はサポートしてくれるスタッフがいますから、そのスタッフとは会話することが可能です。また講師に対して質問や相談できる機会もありますので、その時は会話が可能です。それ以外の時は沈黙が解かれるときまで沈黙を守っていただきます。

沈黙が解かれた後もできるだけ意識を内側に向け、集中と気づきを保つことが大切ですが、参加している他の参加者と交流できる時間も最初と最後にあります。

また合宿中は特に預かったりはしませんが、スマートフォンやタブレット端末、本なども見ないようにしたほうが良いです。沈黙を守ることと同じですが、意識を外側に向かせないためです。

五戒を守る

少なくとも合宿参加中は五戒を守る必要があります。五戒とはお釈迦様が出家をしていない人たち、つまり私たちのように仕事や家庭を持っている一般の人たちが心を保護し、高めるために守ったほうがいいとおっしゃっていたものです。五戒は以下の通りです。

1、生き物を殺さない。食べない。命を大切にする。
2、盗みをしない。人に迷惑をかけない。
3、浮気をしない。不道徳な性行為を行わない。
4、嘘をつかない。正直である。
5、酒を飲まない。精神を乱すもの(タバコ、ドラッグ等)を体に取り入れない。

五戒については以下のページに詳しく書いてあります。
五戒(五つの道徳)について

週末の3日間というとても短い期間にはなりますが、五戒を守ることでの心の平安さをぜひ実感していただきたいと思っています。可能であれば合宿終了後もそのまま五戒を守っていくことをおすすめしています。

スケジュールについて

国内ヴィパッサナー瞑想合宿の日程は以下のページをご覧ください。現在は不定期で開催しております。
https://www.vipassanabhavana.org/jp/meditation/190607/

また合宿の流れは以下のようになります。ただ参加者の状況によって内容は異なることもあります。

金曜日夕方 現地集合
金曜日夜  合宿についての説明と瞑想
土曜日朝  瞑想と朝食
土曜日昼  瞑想と昼食
土曜日夜  瞑想と個別面談
日曜日朝  瞑想と朝食
日曜日昼  瞑想と昼食
日曜日夕方 現地解散

食事は朝と昼の二食でいずれも菜食になります。これは十戒の中に生き物を殺さない、命を大切にするという戒律と、午後以降に食事を取らないという戒律があるためです。また夜、食事をしないことで、瞑想も進み、朝の目覚めも良くなります。

費用について

費用は実費のみになります。もし可能であれば、当法人へ活動維持のための寄付と瞑想指導者として僧侶を招いている場合は、その僧侶に対するお布施もお願いしております。

寄付やお布施はお気持ちですからいくらでも構いません。また必ずしなければならないものではありません。

実費としてかかるものは、宿泊費や瞑想に使う施設の利用費、また指導者として僧侶を招いている場合は、僧侶分の費用を他の参加者で負担をします。

費用は開催する場所によっても異なりますので、お申し込み時に直接、指導者にお尋ねください。基本的には実費のみですからそんなに高い金額にはなりません。

参加要件・お申し込み

参加要件は以下を満たす必要があります。
・過去に入門瞑想会に参加したことがある。
・過去に実践瞑想会に3回以上参加したことがある。
・上の条件を満たしていなくても講師との面談にて特別に参加許可をもらった方。

以下の「お申込」ボタンをクリックしてお申込ください。